『DOOR(N美へ) 』


「足元がガタガタ震えてたって <出来ません>とは言えないのよ」

「足元がガタガタ震えてたって <出来ません>とは言えないのよ」
足元がたとえ震えてたって <進めない>とは言えないんだぜ

シナモンコーヒーの甘い香りに 不意に振り向いても
君のレザーのコートと、コーヒーの色が
混ざり、溶けて、消えてゆくだけ―

*DOOR 去りゆく人達のために DOOR 手を振るぼくたちのために、
DOORを開けて、歩き出す日々が かけがえなきものでありますように。

目の前の景色が急に全部、替わってしまうことも
一枚のドアを開けることと変わりはしない
弱音を吐かない約束、いま破ったら 世界は嘆きの底に沈んでしまうよ

**DOORが閉まる、ベルが鳴り止んで DOORのマドはスクリーンになり
ぼくらの街で過ごしてた日々が 早送りで、流れ出してるいま―

*repeat
飾りじゃない幸せがきみに訪れますように、願って―、
**repeat

「足元がガタガタ震えてたって <出来ません>とは言えないのよ」
そう、
「足元がたとえ震えてたって <進めない>とは言えないんだぜ」






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